こんにちは!てんしゅん(@tensyun_)です!
今回は、下記2つの製品についてレビューします。
どっちも気になっていた商品だったので、まとめてやっちゃいますよ!
↓ レビューする製品
RC-4HC データロガーについて
前々から気になっていた温湿度用データロガーを購入しました。
そもそもデータロガーとは?
データロガー(英語: data logger)はセンサにより計測・収集した各種データを保存する装置のこと。記録計、データレコーダーとも呼ばれる。
理系環境に従事しているとよく聞く「定量的」評価を行うためのツールですね。
一般的な会話よく使われる「定性的」表現を具現化してあげる道具です。
???かもしれませんので下記に具体例を。
「車は軽量化すれば燃費がよくなる」が定性的
「車は10kg軽量化すれば0.1km/l燃費がよくなる」が定量的性は性質、特性を表し、量が具体的な量、数値のこと。
仕事ではよく定量的に示せと言われます。(人の査定なんかも。。)by Yahoo! 知恵袋
RC-4HC データロガーによる評価物
前置きは長くなりましたが、実際に使用してみた結果をまとめようと思います。
評価物はコレ ↓
冒頭でも出しましたが見慣れないことかと思いますので補足説明すると、
鳥類の卵を親代わりに温めてくれる装置です。
温調器といえば、想像付くかな?
今回の目的①は、データロガーを使って装置内で温度が均等化されているか確認します。
※装置は加熱温度分散用にファン付き。ちゃんと温度分散されているか?を確認する。
ついでに、データロガーが使える代物なのか?も確認します。
RC-4HC データロガーの使い方
使い方は簡単。
温度・湿度を図りたい場所に、スイッチONしたコイツを置いておくだけ。
↓下図イメージ
※分散確認なので中央、端っこと1度測定位置の変更をしました。
横視点。(隣にあるのは、アナログの温湿度計。誤差確認用です。)
細かい使用方法はこちらが分かり易いです。
→温度を記録する RC-4 温度ロガーの使い方
RC-4HC データロガーによる測定結果と精度
測定結果は下記グラフのようになりました。
※データはエクセル(拡張子:.xls)で吐き出し可。別途、見やすく修正しています。
装置設定温度37.8℃に対して、下記結果になりました。
- ヒーターに近い中央付近37.5℃
- ヒーターから遠いサイド付近37.2℃
装置にマッピングすると下図のようなイメージ。
結果は、装置内で温度差0.3℃!
誤差も目視確認する限りは、アナログ温湿度計と全く差異なく精度は問題なしでした。
両製品とも中華製ですが、やりますね~。
個人的な意見ですが、最近のmade in chinaは品質が向上してきている気がします。
RC-4HCデータロガーのまとめ
以上の結果より、
- 孵化装置内で温度が均等化されていることが分かりました
- 格安「温湿度データロガー」が問題なく使用できることが判明
今後は、色々なところの評価に使用していこうと思います。
今のところの案として・・・
- 冷蔵庫内の温度ムラ有無の確認
- 部屋の温度ムラ有無の確認
- 職場内の温度ムラ有無の確認
RC-4HCの類似シリーズ
ちなみに、グレードがあるようで、下記種類があるようです。
温度計だけのデータロガー RC-4
USB直差しタイプ(最新モデル?)RC-5
こちらは後継機のようです。
ただし、この最新モデルだと測定子が付属しない。
水中の温度を計測したい場合は使用できない(不適)と考える。
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