無事に孵化器(中国製)を使用してうずらの卵を孵化させることができました。
せっかくなので孵化方法から雛の飼育までを備忘録としてまとめておきます。
結論:安価な中華製の孵化装置でOK!
中華製 自動孵化装置でうずらを孵化させることはできる。
うずら、ちょー可愛いです。子どもの自由研究なんかにはもってこいじゃないかな?
※TOP画像はウチで孵化させたヒヨコです。
鳥類の孵化装置の種類
孵化装置の選定を行うため、比較項目をピックアップして一覧にしてみました。
選定ポイントは赤文字表記してあります。
私は、装置&ひよこを人に譲渡する予定だったので、下記が条件でした。
- 値段¥10,000以下
- 転卵機能が全自動 ←超重要(面倒くさいの嫌い)
- 譲渡までの期間、孵化装置で育成できるスペースを有す
条件に適合するのが真ん中の装置でしたので、こちらを購入♪
孵化装置の実力調査
装置の能力を測定してみた結果が下記になります。
装置内の温度分布は、装置設定温度37.8℃に対して、下記結果になりました。
- 予熱35分で装置内温度 / 湿度は一定化。
- ヒーターに近い中央付近37.5℃
- ヒーターから遠いサイド付近37.2℃
装置内の画像に温度分布をマッピングするとこんな感じ。
孵化装置の購入者がすべきこと
これを買ったあなたがすべき事はただ1つ!!!
それは湿度調整のみ!!!
100㏄の水が入る容器があれば、3日は水を追加しなくてOKです。
私は水表面の面積が、7cm × 5cm = 35㎠ となる100㏄容器を使いました。
※下記になります。(ガムボックスです。笑)
装置内にこんな感じでボックスのフタを開けっぱにしておけば、湿度68%前後になります。
(ガムボックスの隣には、念のためアナログ温湿度計を置いてあります。)
このガムボックスは現在販売されていませんので入手不可能です。
代替案として、下記なんかサイズ的( 31 x 23 x 8.6 cm)に良いと思います。
ちなみに、下記閾値から外れるとアラームがなります。コイツが結構ウルサイ。笑
一回電源落とせば、鳴りやみますが、また外れるとビービーなります。
うずらの殻剥きを手伝った動画に音が録音されています。
どの程度の音か興味があれば聞いてみて下さい。(5:27~より音あり)
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↓ ちなみに、ビービー鳴らない範囲は下記の通り。
- 温度:37.8~38.6℃
- 湿度:40~80%
↓ 装置説明書抜粋(英語・中国語です)
孵化装置での孵化後
キッチンペーパーの横幅が同じだったので、二枚を広げてセロハンテープで貼り付けておけば、ご覧の通り一面を覆えます。
この方法であれば、掃除が楽です。(我ながらGood アイディアw)
あとヒヨコ用のエサが販売されていますが、普通の大人用のエサで事足りています。
※お値段:大人用<ヒヨコ用。
なので大人用のほうがコスパが良いです。
この通り、大人のエサでも孵化1~2日後にはバカスカご飯を食べます。
(鳴き声カワイイ。笑)
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ウチではこちらを与えております。
レビューの中に「高級なエサをあげた後だと食べない!」とありました。笑
なので、安く済ませたい方々は高級エサをあげる前に与えると良いかも。
(安物でも元気に成長しています。)
参考
①:孵化条件について
孵化条件を調べていたら、ウズラって結構人気なのかまとめ記事がたくさん!
多くの人が育成していたので驚きました。
ただ、どの記事も孵化条件が文章の羅列で分かりづらい!
と思って自分で一覧表を作成しちゃいました。
※下図を印刷して、孵化装置に貼り付けて使用することを推奨します。
チェック欄に日ごとに「レ点」チェックや「その日付」を記入しておけば何日目か判別付きやすいでしょう。
②:検卵方法・死籠りの判定について
検卵の結果はおおよそ正しいです。私はiphone 4のLEDライトで行いました。
孵化装置に入れて15日目の検卵結果です。
- 全体にぼんやり光を通すものは孵化しませんでした。(割って中身確認済み)
- 一か所のみ光を通す卵は大体孵化しました。
「○×?」は孵化装置に入れて22日目現在の状態を表しています。
- 〇・・・孵化した
- × ・・・孵化しなかった
- ? ・・・判定できない(怖くて割って確認できず、観察開始24日に破棄。汗)
以上、まとめ記事でした。
皆さんも子供の自由研究等でお試しあれ!
ウズラのヒナの可愛さは異常
巣箱を掃除するため、ボウルに移動したところを撮影した動画です!
癒されますよ~♪
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