基本情報技術者試験の資格が欲しいけれど、仕事が非IT系だし、子どももいるので勉強時間が確保できるか不安…。合格した人の体験談や合格のためのコツが知りたいなぁ…。
こういった疑問に答えます。
試験に必要な勉強時間・期間として、私の場合は下記でした。
- 勉強時間 平日:1〜2時間。時間帯は、22:00〜00:00
- 勉強時間 土日:3〜4時間。時間帯は、05:00〜07:00、22:00〜00:00
- 午前試験対策:試験日の3ヶ月前から。
- 午後試験対策:試験日の3週間前から。
勉強時間の捻出がとにかく大変!
家事・育児が終了したあとに勉強開始なので、平日は深夜にならないと取り組めませんでした。
土日も朝早くに起きて作業したりと、勉強時間の確保に苦労しました。(家族との時間もありますし…)
午前試験対策は概要理解・過去問道場にて
午前試験対策はこんな感じ!
- STEP 1参考書(なんでもOK)を1冊分完全に読み切る
試験内容の全体像を一早く掴むため、とにかく早めに1冊分の参考書を読み切りましょう。
ぼくはコスパ重視で一番安かった「かんたん合格」シリーズの下記を利用しました!
- STEP 2過去問道場で1〜3日かけて1分野ずつ処理
基本情報技術者試験ドットコムというサイトの過去問道場にて、1分野1〜3日かけて、全分野を解答しました。
ポイントは1分野に絞って解きまくること!
1分野だけを解いていると、よく出てくる頻出問題や用語が見えてきます。(ゴチャまぜや試験回指定だと頻出問題が掴みにくい)
間違えた内容・不明な単語は、紙のノートにメモって復習用に貯めていました。
※1ページ埋まるとスマホで撮影して持ち歩いては見返していました。 - STEP 3試験日1.5週間前から間違えた問題のみ過去問道場で解答
このSTEP 3は時間に余裕がある人向けです。
ぼくの場合は、①午前試験対策 → ②午後試験対策 → ③午前&午後試験対策MIXという流れで勉強しました。
先に午前試験対策をした後に午後試験対策に集中していたので、試験前は午前試験の記憶が薄れていました。
試験日前に時間に余裕がある人は、復習を兼ねて取り組みましょう。
午後試験対策はジャンル選択・動画学習にて
選択する分野は絞ってから勉強しておきましょう。
ぼくは下記を選びました。
- 2〜4 → データベース or ソフトウェア設計
- 5 → ストラテジ系
- 7〜11 → 表計算
基本情報技術者試験YouTuber すーさんのオススメ↓のまま選びました。
非IT系には負担が少ない選択肢となっています。
アルゴリズムは解説動画のフル活用
午前午後の全内容の中で、アルゴリズムが最大の難関でした。
配点が25点と高く、問題内容も初学者には非常にとっつきにくい。
加えて、参考書の解説を読んでも理解しきれないものがほとんどでした…。
(複雑なことを無理やり文字に起こしているので)
実際に過去問を解いている動画がYouTubeにアップロードされているので活用しましょう!
参考書や過去問道場の解説を自力で読み理解するのも良いですが、実際に人が解いている様子を視覚的に見るのが1番成長が早くてオススメ!
アルゴリズム対策のオススメ動画
ぼくが午後対策する中で「コレめっちゃ良い!」と思った動画・チャンネルを載せておきます!
チャンネル:C言語学習ナビゲーションさん
解説動画が、と・に・か・く 詳しい!!!
問われている部分に加えて、記述されている問題文の内容を網羅的に解説してくれています。
この人の動画さえ見ておけば、文字解説を自分で読まなくてもOKでした。
取り組みやすいようにリンク一覧↓を作っておきます!
- 平成27年秋 午後 問8 アルゴリズム
- 平成28年春 午後 問8 アルゴリズム
- 平成28年秋 午後 問8 アルゴリズム
- 平成29年春 午後 問8 アルゴリズム(←激ムズ。やる必要ないかも)
- 平成29年秋 午後 問8 アルゴリズム
- 平成30年春 午後 問8 アルゴリズム
- 平成30年秋 午後 問8 アルゴリズム
- 平成31年春 午後 問8 アルゴリズム
- 令和元年秋 午後 問8 アルゴリズム
というか、ぼくの場合は文字解説で挫折しました…(苦笑)
重複しますが、文字を読んで理解するより、圧倒的に早い速度で成長できたので動画による学習を強くオススメします!
また、アルゴリズムを攻略すると表計算のプログラムも解けるようになるので、アルゴリズムを重点的にやると良いです。
情報セキュリティ、ソフトウェア設計、データベース、ストラテジ系について
アルゴリズム・表計算以外は、午前試験の対策だけで充分に解答可能だと思います。
もちろん、最新の過去3年分の過去問は解いたのですが「きちんと読めばできる!」と感じ、アルゴリズムのレベルアップに時間を使えば良かったなと思いました。
隙間時間を有効活用するためのライフハック
ここでは、隙間時間を有効活用するためのコツを紹介します。
YouTube動画のダウンロード・持ち歩き
YouTube動画をPCでダウンロードし、iPhoneに入れて持ち歩いていました。
YouTube Multi Downloaderというソフトを使い、チャンネルTOP or 自作再生リストのURLを貼り付けて一晩放置すると全てダウンロードしてくれています。
また、iPhoneへの動画転送は、Documents by Reddleというアプリを経由で入れていました。
Documents by Readdle
Readdle Inc.無料posted withアプリーチ
アプリの使い方は下記で紹介していますので、気になる方はどうぞ!
手書きノートの持ち歩き
iPhoneで手書きノートの写真を撮り、アルバムにしていつでも見返せるようにしていました。
メモアプリを長押しすると「書類をスキャン」という機能が使い、手書きノートを撮影するとスキャナーで取り込んだように画像を作ることができます。
午前対策で作った単語帳は、写真に撮って勤務中の休み時間に見直していました。
暗記したい図を印刷→トイレ・机に貼り付け
基本情報技術者試験では、暗記必須の項目(↓事例)が多いです。
- 回路図・ベン図・真理値表
- 暗号化方式
- 情報セキュリティの3原則
…etc
参考書を1回読んだ状態では、完全に暗記できません。
常に目につく食卓やトイレに、暗記用シートを自作して貼り付けていました。
暗記用シートは、ネットに落ちている画像を貼り付けて印刷しただけの簡易的なヤツで済ませました!
まとめ
共働き子持ち&非IT系の社会人が基本情報技術者試験に合格するための方法について、ぼくが実際に取り組んだ方法をまとめてみました。
勉強以外の時間は他のことに手を付けられなくなりますが、ここに書いたことを実行したら合格することができました。
この記事が参考になれば嬉しいです!
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